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こんにちは、ドンキーソングです!
車内のリスニング環境改善に効果的なルーフデッドニング。
雨音が天井に当たる音が非常に小さくなる等の車内の静音化だけでなく、断熱効果によりクーラーや暖房の効きが良くなるというメリットもあります。
今回はそんなルーフデッドニングのやり方について説明します。
大まかな手順
まず作業の大まかな手順は以下のようになります。
①リアシートを外す。
②リアサイドトリムをはずす。
③Bピラートリムを外す。
④Aピラートリムを外す。
⑤アシストグリップを外す。
⑥サンバイザーを外す。
⑦マップランプとルームランプを外す。
⑧ルーフトリムを外す
そんなにいろいろ外さないといけないの!?と思うかもしれませんが、
実はルーフトリムを外すためにはここまでやらないといけません。
大変な作業ですが順を追ってやっていけばできますし、
ルーフデッドニングはメリットも多いのでやって後悔はないとおもいます。
以下で、詳しく解説していきます。
①RRシートを外す
なぜRRシートを取り外すの?と思うかと思いますが、ルーフライニングは外周を各ピラーのトリムで抑える形になっているため、A,B,Cピラートリムを外さないと外せません。さらにCピラートリムはRRサイドトリム、RRサイドトリムはRRシートを外さないと外れないような重なり方になっている為です。
横着しようと思えばピラートリムを完全に外さず、ルーフライニングが抜ける隙間分外すだけでやれるのかもしれませんが、作業性も悪く逆に時間がかかる可能性もあるのできちんと外してやることをお勧めします。
RRシートの外し方は下記記事で詳しく解説していますので参照してみてください。
②リアサイドトリムをはずす
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2022/11/F6CDC905-B1F4-4A13-92A9-574DE44F1356-225x300.jpeg)
RRシートを固定していた黒いブラケットを外し、リアサイドトリムを外します。
③Bピラートリムを外す
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2022/11/B02BAA57-5990-4864-B9E2-B23F6E587526-225x300.jpeg)
シートベルトを外し、Bピラートリムを外します。
④Aピラートリムを外す
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_5853-225x300.jpeg)
Aピラートリムを外します。
⑤アシストグリップを外す
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2023/05/1B18E573-F985-4552-A179-51C640EEF51F-300x225.jpeg)
アシストグリップ4カ所を外します。
⑥サンバイザーを外す
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2023/05/056E2F18-328B-4DBC-A473-E58ABAA34A5E-300x225.jpeg)
サンバイザーとパニティランプを外します。
⑦マップランプ・ルームランプを外す
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マップランプとルームランプを外します。
⑧ルーフライニングを外す
ここまでやってようやくルーフライニングを外す作業に入れます。
クリップを引き抜いて、天井のフックに引っかかっている部分を外します。ルーフライニングと天井に張り巡らされている配線が両面テープ等で張り付けられているため、剥がすとルーフライニングがフリーになります。
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2023/05/AD6E061E-F3AC-43D7-8AC5-827BCD8290E5-300x225.jpeg)
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2023/05/F6A232D3-AC45-4B5E-B382-B7FC4E5FBC43-300x225.jpeg)
制振材・吸音材の貼り付け
天井には左右に柱が通っていますが、そこに制振材などを張り付けてしまうと厚みでルーフライニングが元に戻らなくなってしまうので、柱部分は避けるように張り付けていきます。
![](https://car-audioblog.com/wp-content/uploads/2023/05/53F2AEE3-1BD6-4FDA-B9CF-9C44B23F964B-1024x768.jpeg)
まずは制振材を貼り付け、その上に吸音材を貼り付けます。
シンサレートなどの吸音材は両面テープなどが付いていない場合もある為、アルミテープを使用して貼り付けます。ルーフライニングのクリップを止めてた穴を塞がないように注意しましょう。
あとは外した順番と逆の手順で戻していけばOKです。
注意点
たくさんの部品を外すことになるため、時間には余裕を持ってやったほうがいいです。
作業時間としてできれば丸2日は取っておいたほうがいいと思います。
もう少し時間が取れるのであれば、フロアデッドニングも同様にシートを取り外したりする必要がある為、まとめてやれると効率が良いです。
ドアデッドニングと比べるとかなり大変な作業になりますが、終わった時の効果・達成感も感じられると思います。
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