こんにちは、ドンキーソングです!
新車購入時、車のグレードや機能はいろいろ悩んで決める方が多いと思いますが、ナビ(ヘッドユニット)についてはどうでしょうか。
メーカーナビにディーラーナビ、最近はディスプレイオーディオだったりとたくさんの選択肢がありますが、「いろいろあってよくわからん」「まぁ上位ランクのものにしとけば間違いないだろう」と何となくで選んでしまったりディーラーの販売員の勧めるがままに選んでしまった経験はないでしょうか。
新車購入時は金銭感覚もマヒしがちで、社外品選ぶのもめんどくさいしとりあえず純正ナビでも最新だしそれなりの機能ついてるでしょ、、という気持ちになったりするかもしれません。
しかし実際使ってみて、違うのがいいかも・・・と思っても交換にはそれなりに費用もかかるし、純正ディスプレイオーディオだと車両の制御と絡み合って交換すらできないというケースもあります。
では結局何を選ぶのがベストなのか?
私が実際に新車購入の際、徹底的に調べたメリット・デメリットとそれを踏まえて結論何を選ぶのがベストなのか、紹介していきたいと思います。
選択肢とメリット・デメリット
まず、選択肢となるヘッドユニットは多くの場合下記4種になります。メリット・デメリットとともにまとめました。
①ディーラーナビ | ②メーカーナビ | ③純正ディスプレイオーディオ | ④社外ナビ | |
価格 | △ | △ | 〇 | 〇 |
ナビ性能 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
画質 | △ | △ | × | 〇 |
メリット | ・納車時に装着済み | ・納車時に装着済み | ・納車時に装着済み ・最も低コスト | ・ナビ性能・画質が良い ・外部入出力が充実しており拡張性がある |
デメリット | ・ディーラーで取付を行う分納車が長い | ・価格に対する性能が低い | ・画質が悪い ・CD・DVDが見れない ・外部入出力端子が無い場合が多い | ・別途取付工賃が必要。 ・一部純正機能が使えなくなる場合がある。 |
①ディーラーナビと②メーカーナビはいわゆる純正ナビといわれるもので、ディーラーナビは車両組立工場からディーラーに納車された後にナビを取付け。メーカーナビは車両組立工場でナビが取付け済みであるという違いがあります。
③純正ディスプレイオーディオもメーカーナビ同様車両組立工場で装着されています。
社外ナビは純正ナビより10万安い!
参考で最近のトヨタ車の代表的な純正ナビの値段と、社外ナビ(カロッツェリア 楽ナビ)の値段を比べてみました。
画面サイズ | 純正ナビ | 社外ナビ | 差額 |
7インチ | 16万円 | 11万円 | -5万円 |
9インチ | 24万円 | 14万円 | –10万円 |
ちなみにこちらが比較に使った社外ナビです。※値段が記事作成時から変わっている可能性あります。
ざっくり見ても5~10万ほど社外ナビが安くなっています。
また、実際に純正ナビと社外ナビを見るとすぐにわかると思いますが、ディスプレイの画質やナビ性能、オーディオ調整機能など驚くほど違います。
社外ナビのほうが安いのに機能がいい、と価格と機能が完全に逆転してしまっている状態です。
なぜそんなことが起きるかというと、純正ナビはディーラー販売員から勧められるがまま購入してしまう方もいるため、性能や価格にシビアにならずともある程度売れてしまいます。その為、市場原理が働かずかなり割高な価格設定になっています。
一方、市販の社外ナビはお客さんの目を引いて、これがいい!と指名されないと売れません。指名を得るには他社品より優れたところがないといけない為、高品質、低コスト化の市場競争原理が働きます。同じ値段であれば当然性能が良い方がいいですよね。
最安はディスプレイオーディオだが・・・
では純正ディスプレイオーディオはどうか。ナビ機能無しにした場合もっとも安価な選択肢になります。しかし致命的な欠点として、HDMIやRCA端子などの外部入出力端子がついていません。
つまり、映像系コンテンツを楽しむ為にAmazon fire TV stickを接続したり、オーディオを良くするためのサブウーファー・アンプ追加ができません。
ちなみに、iphoneではyoutubeなどの映像系コンテンツをディスプレイオーディオに映す(ミラーリング)ということも出来ません。。。
少し乱暴な言い方になりますが、オーディオの音には全くこだわらない。ナビはスマホでOK。車内で映像系コンテンツは見ない。とにかく購入時の安さが最優先!という方以外には全くおススメできません。
ディスプレイオーディオしか選べないときの救世主
以上から、新車購入時のヘッドユニット選びとしてはオーディオレス仕様を選び、社外ナビを取付するのがベストとなります。
逆に、音が悪い、画質も悪い。映像系のコンテンツも楽しめないといいとこなしなディスプレイオーディオ。
しかし、すでにディスプレイオーディオにしてしまったよ!という方や、欲しい車にディスプレイオーディオの設定しかない・・・という方もいるかと思います。
また、トヨタのパノラミックビューモニター(自車周辺を上空からの目線で映せる機能)は純正のディスプレイオーディオ以外では映像を映せない仕様であるため、そういった機能が必要な場合は実質ディスプレイオーディオ一択になってしまいます。
そんな方はもうあきらめるしかないのか?
実は、少し割高にはなりますがビートソニックから発売されているAVX02という外部入力単端子を追加するキットを活用することでAmazon fire TV stickを使った映像系コンテンツを楽しむことが出来ます!
純正ディスプレイオーディオを選んで困っている方はぜひ検討してみください。
私も欲しい車にディスプレイオーディオの設定しかなく困っていたのですが、これがあって本当に救われました!
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