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【初めてでも出来る!】RAV4 スピーカー交換のやり方 ~コアキシャル編~

その他

こんにちは、ドンキーソングです!

「純正状態からもう少しオーディオをレベルアップしたい」
「スピーカーをいいものにしたいけど交換の仕方がよくわからない・・・」という方もいると思います。

この記事では、今までスピーカー交換なんてしたことない!という方に向けて、スピーカー交換のやり方を必要な物から細かい注意点まで丁寧に説明します。

お店でスピーカー交換をお願いすると工賃が1万円前後かかることが多いため、自分でスピーカー交換すれば浮いた分1ランク上のスピーカーを購入することもできます。

今回はトヨタRAV4で具体的なスピーカー交換方法を解説していきますが、メーカーや車種が違っても基本の部分は同じなので、応用が利くように解説していきます。

なお、コアキシャルタイプとセパレートタイプでは交換手順が若干異なりますが、今回は作業がより容易なコアキシャルスピーカーの交換方法について解説していきます

交換作業は6ステップ

スピーカー交換をするための作業は大まかに以下6ステップになります。

  1. 材料をそろえる
  2. ドア内張を外す
  3. 純正スピーカーを外す
  4. バッフルボードを取り付ける
  5. スピーカーを取り付ける
  6. ドア内張をもとに戻す

この6ステップの詳細を順番に解説していきます。

1.材料をそろえる

まず、交換したいスピーカーの他に下記のものを準備する必要があります。

  • バッフルボード・・・・・スピーカーをドアに取り付けるための土台です
  • 吸音スポンジ・・・・・スピーカーと内張の間の隙間を埋めます
  • 変換ハーネス・・・・・スピーカーを車両側の配線と接続する為のハーネス
  • 工具類(ドライバー・内張りはがし・養生テープ・ニッパー・電工ペンチ)

カロッツェリアのコアキシャルスピーカーTS-F1740などであれば、バッフルボード・吸音スポンジ・変換ハーネスがセットになっていますので工具以外は何も必要ありません。

工具についてはドライバー・内張りはがしは必須ですが、ニッパーや電工ペンチは、国産車かつスピーカーがスクリュー固定となっている場合は必要ない場合も多いです。

※外車などは付属の変換ハーネスのコネクタ形状が車両側と合致しない場合がある為、その場合は配線をカットして電工ペンチでギボシ端子を接続します。

2.ドアの内張を外す

ドア内張は2~3本のビスと樹脂のクリップで固定されていることが多いです。
ビスの場所は車種により異なりますがインサイドハンドルの内側と、ドアを閉めるときにつかむグリップや小物入れの底部にあることが多いです。

上記のような場所にビスが隠されていることが多い。写真はRAV4

隠し蓋などで隠されている場合もあるので見つけられるか不安な方は事前に「車種名 ドア内張 外し方」などのキーワードでgoogle検索しておくとスムーズかと思います。

インサイドハンドルの奥の目くら蓋を内張りはがしを差し込んで外す。
奥に現れるビスを外す
グリップ部の樹脂パネルを内張りはがしを差し込んで外す。傷を防ぐため周囲に養生テープを貼っておくと良いです。
赤〇部2か所がビス

ビスが外れたらドアパネルと内張の間に内張りはがしを差し込んで外していきます。車両下方向からはがしていくとやり易いかと思います。差し込み部は傷がつかないよう養生テープを張っておきます。

内張とドアパネルの隙間に手を差し込める場所があらかじめ明示されている車種もある。

内張が浮いてきたら手を差し込んで勢いよく引っ張るとバリッという音とともに外れます。
この時クリップが内張から外れてしまったりドアパネル側に残ってしまうこともよくありますが後で内張に戻しておけば問題ありません。

この例でも赤〇部についている白いクリップが何か所か外れてます。

内張にはインサイドハンドルにつながるケーブルやウインドレギュレータのスイッチにつながるハーネスがつながっているので外してやると完全にドアから内張を外すことができます。

3.純正スピーカーを外す

ドア内張が外れた状態。

内張が外せると純正スピーカーが現れます。

スピーカーの固定方法はメーカーによって異なりますが、スクリューかリベット1~3か所で止めてあることが多いです。

リベット3箇所で固定されているRAV4

リベットで止められている場合は電動ドリルでリベットの頭を削るか、少し大変ですがニッパーでぐりぐりと引っ張ればもぎ取ることができます。

あとはスピーカーと車両側の配線をつなぐコネクタを外せば純正スピーカーが外れます。

4.バッフルボードを取り付ける

市販のスピーカーはそのままでは穴位置が合わずドアパネルに取り付けることができないため、まずはドアパネルにバッフルボードを取り付けます。バッフルボードにボルト・ナットが付属していると思うのでそれを使用してドアパネルへ取り付けます。

バッフルボードを取り付けたところ。※青いシートはデッドニング材でスピーカー交換作業には関係なし

5.スピーカーを取り付ける

そしてバッフルボードにスピーカーを取り付けます。

変換ハーネスを使用してスピーカーと車両の配線を接続したあと、バッフルボードにスピーカーをねじ止めしてやればOKです。

その後、スピーカーの周囲にスポンジを張ります。
これはスピーカーから出た音が内張との隙間の中に逃げてしまわないようにするもので、たかがスポンジと軽視されがちですがいい音にするためにはとても重要です。
スピーカーのエッジ部(柔らかい可動部)に貼り付けるとスピーカーの動きを邪魔してしまうので貼り付けないように注意してください。

6.内張を元に戻す

最後に、内張を外した時と逆の順番でもとに戻していきます。

やりがちなのが、スピーカーを取り付けた達成感からコネクタやケーブルをつけ忘れたまま内張をつけてしまうという失敗。自分もやってしまったことがあります。。。

内張をはめるときはパネルの穴にクリップ位置を合わせて内張をたたいてはめ込むようにするとうまくはまります。

スピーカー交換完了!

以上でスピーカー交換は完了です。いざ音を出してみると純正スピーカーとの音の違いに驚くと思います。

実際やってみるまでは不安な気持ちもあるかと思いますが、やってみると案外簡単だと感じるのではないでしょうか。

スピーカー交換ができればヘッドユニット交換やアンプ追加などをするための内装パネル類を外す作業の基礎が身に付きますので、リーズナブルにDIYでカーオーディオを楽しめる幅が一気に広がりますので是非チャレンジしてみてください。

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