
こんにちは、ゴリさんです!
人気コアキシャルスピーカーであるカロッツェリアのTS-F1740とアルパインのSTE-G170C。
どちらも有名メーカーのエントリーモデルで価格も同じくらいなので、この2機種で購入を悩んでいる方も多いかと思います。
個人の好みもあるので一概にどちらがいいとは決められませんが、今回は実際に両方のスピーカーを購入・聞き比べして個人的な好みも含めてどちらがおススメか、結論を出していきたいと思います。
価格的にガチのライバル
今回用意したのは各々のメーカーのエントリーモデルです。価格はそれぞれ、
カロッツェリア TS-F1740・・・・・8,800円
アルパイン STE-G170C・・・・・8,250円
となっており、ほぼ同じくらいですがアルパインが若干安いです。
※追記:現在アルパインSTE-G170Cは生産終了に伴い実勢価格が上がっているようです。
デザインの方向性は真逆
まずは見た目の比較です。アルパインのコーン部は艶のあるフラットな素材になっているのに対し、カロッツェリアはカーボン調の模様になっています。


ツイーター部の装飾はアルパインはシンプルに、カロッツェリアはデザイン性を感じる形状となっています。
細かいところではコンデンサが真っ黒のカロッツェリアに対し、アルパインはメタリックレッドになっているところに高級感を感じます。


総合的にみると、個人的にはカロッツェリアの見た目のほうが好みでカッコいいと感じました。スピーカーは通常取り付けるとドアトリムに隠れて見えなくなりますが、見えないところへのこだわりは所有欲が満たされます。
音質はそれぞれ特徴有り
まず高音域がクリアなのはカロッツェリアです。
女性ボーカルの声がきれいに聞こえます。また、前に前にと音が出てくるのが特徴的です。音が迫ってくる感覚で、よく言えば元気がある、悪く言えば少しうるさくも感じるという表現になるでしょうか。対してアルパインはカロッツェリアほど音は前に出てきませんが、逆に奥行き、空間を感じます。
低音域に関してはアルパインのほうがしっかりと聞こえます。柔らかいですがブーミーではなくベースやドラムの音の輪郭もはっきりとしています。カロッツェリアは低音はしっかり締まっていますが音量としては抑え気味で必要以上に主張してきません。
総合的にみるとそれぞれ特徴はありますが、どちらもきれいな音を鳴らしてくれます。
【まとめ】
最後に純正のスピーカーも並べてのまとめです。
評価項目 | アルパイン STE-G170C ![]() | カロッツェリア TS-F1740 ![]() | 純正スピーカ![]() | |
デザイン | 主観です | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
音の情報量 | 聞こえる音の数 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
低音の質感 | 硬く引き締まった 低音か柔らかな低音か | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
高音の質感 | 高音が刺激的に 聞こえるか、 優しく聞こえるか | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
やはり各メーカーが研究して開発したスピーカーなのでそれぞれのスピーカーに良さがあり迷いましたが、、、
結論、アルパインのSTE-G170Cをおススメします!
実は、聞き比べをした最初はカロッツェリアの迫ってくる音の臨場感にとても好感を覚えたのですが、長く聞き続けていくと、逆にその迫ってくる感じにやや疲れを感じ、まったりしたと音の広がりを感じるアルパインが聞いていて気持ちよさを感じることができ、自分が選ぶならアルパインのほうだなと思いました。
スピーカー選びは実際に試聴してみるのが一番ですが、なかなか聞き比べることができる環境がない方もいるかと思いますので是非参考にしてみてください。
それぞれのスピーカーの特徴をもっと知りたい方は、別記事でそれぞれの詳細レビューもしていますので参考にしてみてください。
それでは今日はこのへんで!それではまた〜!
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