こんにちは、ドンキーソングです!
高価な物から安価なものまで、実に様々な種類のものが市販されているスピーカーケーブルですが、そのうちの一つにスターカッド型(4芯タイプ)というものがあります。これは上記の絵のように4本の電線が1つにまとめられたような構造をしています。
なぜこのような構造をしているかというと、電線に電流が流れることによって発生する磁界がノイズの原因となるのですが、対角線上に+と-の電線を配置することでその磁界を打ち消してやるという効果があるからです。
+線と-線が並行している平行型ケーブルに比べノイズに強く音質劣化を防ぎやすいのが特徴ですが、4本の電線をどうやって接続するの??外側の皮膜ってどうやって剥いたらいいの?と悩む方もいると思います。
今回は4芯タイプのケーブルの皮膜の剥き方、端末処理方法を実際に写真で紹介しますので参考になれば幸いです。
処理方法
実際の4芯ケーブルの断面はこのようになっています。
まずは中のケーブル4本を露出させるために外側の黒いシースを剥いていきます。カッターを使って中のケーブルに傷をつけないように切れ目を入れていきます。
写真のようケーブルを曲げた状態でやることがコツで、切れ目の位置が見やすく芯線も傷つけにくいです。
一周切れ目が入ったらシースを引き抜きます。
薄い紙テープ撚ってある糸をほどいていけば4本の配線が出てきます。
あとは写真のように2本ずつまとめて端子をカシメて完成です。
今回のケーブルのように対角線上のケーブルは同系色になっていることが多いので、ノイズ低減効果を得るためには同系色の色同士をまとめるようにします。
なお、2本にまとめず1本ずつツイーター用・ウーファー用で接続して4本のケーブルとして使用することも可能です。
ノイズで悩んでいる方は高音質で低価格なケーブルも多いので4芯型のケーブルを試してみる価値はあると思います。
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