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カナレ4S6とエーモン電線聴き比べ コスパ重視ならケーブル交換は後回しでOK

試聴・比較

こんにちは、ドンキーソングです!

カーオーディオの音質向上アイテムの一つといわれるスピーカーケーブル。

いいケーブルにすると音が変わるというのはよく聞く話で、たしかに電気抵抗などの数値が変わる以上、音が変わるというのは事実だと思いますし、実際にオシロスコープなどで測定して電気的特性に違いがあることを調べた研究結果もあるようです。

ですが、「それって本当に人が聞き分けられるレベルなの?」「プラシーボ効果で変わった気がするだけじゃないの?」と思う人も多いのではないでしょうか。

今回は実際にケーブル交換することでどれくらい音が良くなるのか、検証してみました。

「ケーブル交換を考えているけどドア通線大変そうだし、そこまでやってほんとに音良くなるのかな、、、」と思っている方は参考にしてみてください。

比較するスピーカーケーブル

比較したケーブルは下記二つです。

①エーモン ダブルコード(赤/黒) 0.5sq 約89円/m (Amazon 6m売り)


この製品はスピーカー用に特化されたものではなく、電装品全般に使える汎用の電線で、純正の車両にも近い品質のものが使われているであろうという想定で選びました。

②カナレ スピーカーケーブル 4S6 240円/m (Amazon 切り売り)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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これはオーディオショップなどでも非常にコスパがいいということで紹介されることも多いカナレの4芯ケーブルです。

今回は上記ケーブルでどのくらい音に差があるのかを確認していきます。

比較条件

スピーカーやヘッドユニット等、条件によって評価が異なってくると思いますので、今回比較した条件を記載しておきます。

ヘッドユニットカロッツェリア
DEH-5500
スピーカーカロッツェリア
TS-F1740
スピーカーケーブル長さ2m
音量自宅で聞ける限界の大きさ
※撮影のために前面のねじ止めを一部外しています

ヘッドユニット・スピーカーはカロッツェリアのエントリーモデルとし、スピーカーケーブルの長さは車のヘッドユニットからドアウーファーまでの距離+αの想定で2mとしました。

少しの音質差でもわかりやすいように、できる限り大きな音量で確認しました。

思った以上にわからない!!

ケーブルを都度付け外しして比較すると差が分かりにくいので、瞬時に切り替えができるようセレクターを使ってROCK、バラード、レゲエ・・・一時間程いろいろなジャンルの音楽でじっくり聞き比べました。

高音域はの艶はどうか?低音の締まり具合はどうか?さまざまな観点からじっくり確認した結果・・・

音の差は全くわかりませんでした!

念のため第三者にも聞いてもらいましたが、「何が違うかわからない」と同じ感想だったので特に耳が悪いというわけではないと思いますが、、、

可能性としては、そもそもケーブルの差異によって現れる違いを再現できるほど高級なシステムになっていないのではないか、ということが考えられます。

そんなはずはないと思い何度も聞き比べましたがどうしてもわからなかったです。。。

ケーブル交換は後回しでOK

ある程度高級なシステムになれば違いも分かりやすくなるのかもしれませんが、少なくとも今回使用したようなエントリークラスの機材を使ったシステムではケーブル交換に投資したコストと手間に対する音質の向上はかなり小さいです。

カーオーディオの音質向上を狙う上では、スピーカーケーブル交換に費やす時間やコストをスピーカーやヘッドユニット、DSP等へ向けた方がより低予算で高音質を得られると思います。

スピーカーもいいものにした、アンプもサブウーファーもつけたけどそれでも満足できない・・・コスパは気にせずとにかく高音質にしたい!という領域になって初めてケーブルに手を付ける、という順番で良いと思います。

具体的にどれくらいのシステムになればケーブル交換の効果がわかるレベルになるのか?というところは気になるため、引き続きケーブル交換の効果については検証していきたいと思います。

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