
こんにちは、ゴリさんです!
カーオーディオのヘッドユニットやスピーカー交換をする際、外した旧機材の扱いに悩んでる方は多いのではないでしょうか。

僕はもったいなぁ・・・と思いながらも他につけるクルマもないし
売っても大した額にならないのでそのまま処分してました。
これを家のオーディオとして使えたらいいのに!と思い早速やってみようとしましたが、「そもそも家のコンセントからどうやって電源をつなげたらいいんだ?」といきなり壁にぶつかってしまいました。
クルマ用の電装品はギボシ端子や専用コネクターを使ってクルマの12V電源に接続するようになっている為、100Vのコンセントでそのまま使えるようにはなっていません。
つまり、コンセントの交流100Vを直流12Vに変換し、ギボシ端子で接続できるようにする必要があるということです。
やり方は手軽さ優先、コスト優先、いろいろある。
コンセントから12V電源を取り出すなんて難しそう・・・
そんな風にも思えますが、実はいろいろ調べるととても簡単に手軽にできる方法がありました。
しかもやり方は身近なものを加工して作る方法、既製品を使う方法などいろいろあります。
この記事では実際に自分がやってみて便利だった方法を2パターン紹介します。
方法① AC-DC変換アダプタを使う
まずはとにかく手間をかけたくない、手っ取り早くやりたいという人におすすめな方法は
市販のAC-DCアダプタを使うやり方。
2,000円程度で購入でき、コンセントに差すだけでシガーソケット電源や12V電源を使用することが出来ます。
方法② WiiのACアダプタを加工
もう一つの方法は、とにかく低コストでやりたい!という方におススメの方法で、
任天堂のゲーム機、WiiのACアダプタを加工して自作するというやり方です。
自作といっても難しいことはなく、加工としてはACアダプタのゲーム機に差し込む側の端子をカットして配線にギボシ端子をカシメるだけなので10分もかからないような簡単な内容です。
まず加工に必要なものは以下の4つです。
①WiiのACアダプタ

BOOK OFFなどの中古屋さんで2~500円程度で手に入ります。線の途中の四角い箱の部分でコンセントからの交流100Vを直流12Vに変換してくれます。
②ギボシ端子
③配線コード
太さは0.5sqほどでOKです。
④絶縁テープ
普通のビニールテープでOKです。
以上、必要なものはこれだけです。
仮に全部を新たにそろえても1500円程度なので既製品を買うよりは安上がりにできます。
詳しい加工手順
具体的な加工手順を説明します。
まずはACアダプタの配線を写真の位置でカットします。

断面を見ると一番中心に+線があり、その外側に皮膜を挟んで-線が通っています。
それぞれカッターなどで被覆を剥いて芯線をねじっておきます。

次に+線、-線それぞれにギボシ端子をかしめます。カーナビ等は常時電源とACC電源が必要な物がほとんどで、+線を両方に接続する必要があるため2股に分けておきます。

カシメに自信がない方は正しいやり方を別記事で解説しているので参考にしてみてください。
最後に、芯線がむき出しになっている部分を絶縁テープで巻いてやれば完成です!

※写真では+線にヒューズをかませていますが、ACアダプタの中にもヒューズが入っているので不要でした。
使うときは、カーナビなどのGND線をマイナス側に接続し、常時電源とACC電源をプラス側に接続すればOKです。
直流12V電源があると電装品の作動チェックもできる
ちなみにこの方法で12V電源を用意できれば家でオーディオのデッキを使うだけでなく、LEDなどの電装品をクルマに取り付ける前に点灯チェックなどができるので、
・苦労して車に取り付けたのにイメージと違って結局外すことに・・・
・クルマにつけてから初期不良がわかって一度取り外して返品・・・
なんて事態を避けることが出来ます。

内装外したりギボシ端子つないだり苦労した後に
また取り外すことになるとこの時間は何だったんだ・・・と、ほんと萎えます。
DIYでクルマいじりをする方は、これ一つ作っておくとなにかと重宝します。
手軽に作れるのでぜひ試してみてください!
今日はこのへんで!それではまた〜!
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